2022.09.01

長寿住宅で長く快適に住む

快適な住まいはもちろん、その先にある健やかな暮らしをつくる。その思いを実現すべく生み出したのが、独自技術のFB工法。「1年中どの部屋も室温がほぼ一定」という価値は、様々な健康リスクから身体を守るだけでなく、心まで暖かい暮らしを叶えます。そして、家族の大切な命と財産を預かる家づくりを担う企業として、私たちは安心性能は最も重要な価値だと考えます。だからこそ、規格住宅のすべての家に太陽光発電、蓄電池、制震ダンパーを装備。万が一の時には自宅がそのまま避難所になる住まいを提供しています。省エネルギーで環境にも配慮したホクシンハウスの家には、住む人がいつまでも健康で生きられるようにという願いを込めているのです。（※一部オプション商品としている場合があります）

ずっと安心の家「FB工法」

快適で健やかな住まいを思い、ホクシンハウスが生み出した独自技術「FB工法」。
夏は涼しく冬は暖かい、1年中室温がほぼ一定の家を実現するために、
「断熱」「気密」「換気」「冷暖房」の4つの基本性能をバランスよく高めています。

最高水準の断熱性・気密性

断熱性能を表すUA値の平均値（2019年）は0.32W/㎡･K。これはH28 省エネ基準（4地域：0.75）の2倍以上で、⽇本で１番厳しい北海道地域（1地域：0.46）の基準も優に上回る省エネ性能です。また、気密性能を表すＣ値の平均値（2019年）は0.16㎠/㎡。高気密住宅の30倍以上と、国内最⾼⽔準の値です。

桁上断熱・基礎断熱

屋根裏には新聞古紙を主原料とした断熱材「セルロースファイバー」を300㎜の厚さに吹き込み、屋根からの熱を遮断します。また、基礎の下、基礎立ち上がりの内側にも断熱材を施工し、床下空間の断熱性・気密性を高めます。床下は常に乾燥状態なので結露による木材の劣化を防止。あわせて独自のシロアリ防除工法を施工することで土台や柱への防蟻処理も不要で、薬剤の揮発による健康被害を防ぎます。また、構造壁の外側を断熱材で包み込むことで外気の影響を受けにくくする「外断熱⼯法」に加えて、室内側の柱の間にも厚い断熱材を施⼯する「内外ダブル断熱⼯法」を採用。室内側にできる「内部通気層」内の空気を循環させて冷暖房します。

6面輻射冷暖房

冬は「内部通気層」の中の暖気が床・壁4面・天井を温めます。すると6面から遠赤外線が放出され、じんわりと部屋全体が暖かくなります。夏には「内部通気層」の中の冷気が6面を冷やすので、逆に室内の熱を奪います。これを「輻射」といいます。陽が当たると暖かく感じたり、鍾乳洞に入るとひんやりとするのと同じ原理です。暖気や冷気を直接送風するエアコンと違い、室内に温度ムラができたり、風を不快に感じるようなことがありません。

熱交換型換気扇の効果を最大化

冬に暖かい空気をそのまま排気して冷たい外気を給気すると室温は下がります。夏はこの逆です。これを解消するために排気する空気の熱エネルギーを回収して外気に移す「熱交換型換気扇」は、「FB工法」のように家中の温度がほぼ一定な全館空調であればこそ効果を発揮します。暖かい部屋と冷たい部屋の空気が混ざって排気される個別冷暖房よりも交換できる熱エネルギー量が大きく効率的なので、省エネにもつながります。