この度、ホクシンハウスのCMに出演していただいたことがある、中村直之さん・田中幸さんご家族の家づくりに密着させていただくことになりました。
「わたしたちの家づくり」と題し、中村家完成までの過程を取材!
今回は、上棟の様子をレポートします。
3月吉日、待ちに待った上棟の日の朝。
3月に入っても、まだ周辺には雪が残る寒さの厳しい佐久地域。中村直之さん、幸さんご家族にも朝早くからお越しいただき、直之さんには工事の安全を祈願して、家の四隅にお塩をまいていただきました。
お清めが終わり、作業を開始する前に、営業担当と棟梁よりご挨拶をさせていただき、施主の直之さんからも「安全に作業していただければと思います。」と激励のお言葉をいただきました。
日頃は職人さん1〜3人で作業していただいているのですが、上棟の日は10人以上の職人さんにより、1日で柱や梁などの組み立てから、家の最上部で屋根を支える棟木と呼ばれる木材の取り付けまでを行います。
7:30より作業開始です。まずは柱を立てていきます。この柱は全てが同じわけではなく、どこにどの柱を立てるのかが決まっていて、職人さんはその通りに柱を配置していきます。
職人さん達は軽々と運んでいるように見えますが、実は1本1本がとても重いのです...!しかし、どこに配置するかを迷うことなく立ててゆき、あっという間に作業が終わりました。
声を掛け合い、スピーディーに進む職人さん達の連携プレイが光ります
続いて、梁を組む作業です。梁は手で運ぶことができない為、レッカーで吊り上げ、柱に差し込みます。
火打ち梁が入り、不安定だった梁が頑丈になっていきます。
火打ち梁とは、台風や地震などによって真四角に組まれた梁が水平方向に変形するのを防ぐために設けられる、斜めに組まれる木材のことです。家の強度を上げるためには欠かせません。
直之さんと幸さんも、途中で何度か作業を見に、現場に足を運んでくださいました。
直之さんは「職人さん達の手際の良さであっという間に家が立っていくんだなぁ」と、骨組みの進み具合に圧倒されていました。
幸さんは「イメージが近づいてきて楽しみです」と話してくださいました。
基礎工事の段階から頻繁に現場へ足を運んでいたお二人。上棟で柱が立ち、梁が組まれ、家の形がだんだんとわかるようになってきて、完成へと近付く我が家の完成にとてもワクワクされていました。
屋根部分が組まれ始め、家の形がわかるようになってきました。足がすくむような高さですが、職人さん達は木材の上をスイスイと歩き、その身軽さには圧倒されます。
平家にロフト付きという遊び心のある間取り。8.5帖のロフトはお子様の格好の遊び場となりそうです。
アウトドアリビング付きで、そこには薪ストーブを置く予定なのだそうです。上棟も終盤に差し掛かる頃、薪ストーブの煙突が取り付けられました。
構造用面材を貼る作業に進みます。構造用面材とは、地震や台風に耐える壁を作るのに用いるボードのことです。
そして、防火板を貼る前の軒の下地も見ることができました。
この日は午後の雨予報が心配でしたが、雨が降り始める前に作業が終わりそうです。
屋根の板金工事は後日になるため、最後に雨除けのブルーシートをかけていきます。
骨組みが屋根まで終わり、再び中に入って天井を見上げると、真っ直ぐ伸びた柱と屋根の下地がとても美しく仕上がっていました。
職人さん達の技術やチームワークが光る現場、そして直之さんと幸さんもその様子に感動されていたのが印象的な上棟の1日でした。これからどんどん肉付けされていき、ご家族の思い描いている理想のお家が形になっていくのがとても楽しみです。