Answer
隙間風が侵入して自然と空気が入れ換わることを自然換気といいます。これが昔の家では1時間に3回、6畳間であれば69m3が入れ換わっていましたが、現在の密閉化した住まいになると通常の木造+アルミサッシの家で自然換気回数は0.4回ぐらいまで下がってしまいます。
例えば、人間1人につき1時間に30m3が(6畳の部屋いっぱい)の新鮮空気が必要とされています。4人家族では4倍の120m3/hが必要です。表1は各気密性能(相当隙間面積)の住宅において外気と室内の空気がその温度差で自然に入れ換わる空気量によって、1時間に室内の空気が何回換気されるかを表したものです。温度差30℃(外気がマイナス10℃、室温20℃) のとき、5cm2/m2の住宅では0.5回/hの自然換気です。100m2の住宅では100m2×天井高2.4mX0.5回/h=120m3/hの自然換気があります。よって4人家族の必要換気量と一致することになります。しかし温度差が10℃のときは0.17回/hの自然換気しかなく、換気量は不足してしまいます。また、自然換気は風によっても大きく変わります(表2参照)。したがって気密住宅では自然換気だけでなく換気システムを採用する必要があります。
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