Vol.32秋号
赤羽 慎二さん・頼子さん【茅野市】

築10年、これからも快適な家で、自然体の暮らしを紡ぐ

築10年を機に、太陽光発電を導入した赤羽 慎二さん。奥様の頼子さんはお子さんの手術やアトピーをきっかけに食事を中心とした健康的な暮らしを追求してきた専業主婦。ご主人の温かなバックアップのもと、思う存分に力を発揮して家族の健康を守ってきました。信州の暮らしが大好きというご夫婦に、家族のストーリーをお聞きします。

生後2か月で心臓手術 試練を越えて

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平成16年1月、りりしい消防士の正装と華やかなウエディングドレスの新郎新婦。新婦の頼子さんのお腹には、新しい命が宿っていました。
「お義母さんが『今時はなかなかできない人もあるのに、授かってよかったじゃない』と背中を押してくださったんです」と頼子さん。二人は、慎二さんの実家に入って新婚生活を始めます。その後頼子さんは出産のために故郷石川県に里帰り。しかし生後2か月の検診で、結衣子ちゃんに心臓の異常が見つかり長野県に戻り即入院、心臓停止寸前の緊急手術でした。
手術は無事成功し退院。しかし、寒さの厳しい茅野にある築30年の家・・・。もちろん暖房には細心の注意を払いましたが、ちょっとした寒暖の差がたちまちチアノーゼを引き起こして手足や顔が赤紫色に。
「苦しいから泣く、泣くとさらに負担がかかり苦しい・・・」初めての子育てでもあり、頼子さんは気が休まることがありませんでした。そんなとき、近所に暖かい家の見学会があるからと、誘ってくれたのが慎二さんの今は亡きお母様。
「これがホクシンハウスとの出会いになりました。病は辛かったけど、私たちにいい家を気付かせてくれました。お義母さんは看護師で、色々なことを教えてもらい、助けてもらいました。目の離せない娘を抱いて育てることができたのはお義母さんがいたから。今でもその声や言葉を思い出して会いたくなります」

何を食べたらいいのか「自分のおいしいを信じる」

平成18年始め、念願のホクシンハウスを建て、新居での暮らしが始まりました。
家中暖かいおかげで、身体も心も心地良い解放感に包まれる毎日。
「寒くないって素晴らしい。こんなに毎日が違うのかと驚きました。温度差を気にしていたことなんてすっかり忘れ、のびのびと子育てができるようになりました」
やがて、結衣子ちゃんの3歳年下に亜侑子ちゃんが誕生。幼い姉妹を中心に賑やかな暮らしが始まります。ところが、亜侑子ちゃんにはアトピーがあり、頼子さんはマクロビオティックなど自然食に手を尽くします。しかし、砂糖や肉を厳しく制限しなくてはいけない上、平成23年3月には東日本大震災・原発事故が起き、放射能汚染が発生します。
「もう何を食べたらいいのか。食べること食事を作ること自体が怖くなってしまいました」
そんなときに出会った雑穀料理のスクールで「自分のおいしいを信じて」という言葉をもらいます。
「ああ、そうなんだ。自分を信じればいいんだと目から鱗でした。おいしいという感覚はその時期、その食品によっても、その時の自分の体調によっても違います。不変な正解があるのではなくて、臨機応変。ひとりひとりの中に正解があると気付きました」
今では、安全な食に配慮してはいますが、特に食事の制限はなし。「昔の私では考えられないチョコレートやケーキ、外食だって食べたいと思ったら、楽しく美味しくいただきます。10年近く、自然食を難しくとらえて家族を振り回してきたかもしれません。でも今、食べ物を通して、生き方の柔軟性まで学んだと娘のアトピーに感謝です」
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趣味はDIY 家族の願いを叶えるお父さん

消防士は3日に一度の24時間勤務という職務形態です。日中、自宅にいられる時間が長いことも幸いして、慎二さんは頼子さんとともに子育てをしてきました。
一方、新しい家に暮らし始めてみると、ここに棚があったら、灯があったらと気づくことは多いもの。慎二さんは、頼子さんのリクエストに次々と応えてきました。リビングのパソコン机や飾り棚、照明。キッチンのレピスタンドなど、使い勝手が良く、見た目もハイセンス。
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「こうしてほしい」と頼めば、必ず、しかもすぐに叶えてくれる慎二さん。「欲しいものを欲しいと気が付き、伝えることが大切だと思っています。願いがカタチになる度に、夫に惚れ直します(笑)」と頼子さんが言えば、「リクエストされたものをカタチにするのが楽しい。彼女の喜ぶ顔を見るのがうれしくて」と慎二さん。
照明やコンセントもかゆいところに手が届くように設置されています。電気関係の作業には資格が必要ですが、頼子さんの要望に応えるうちに、電気工事士の資格を取得してしまったという慎二さんです。
家族のためのものづくりは、DIYに留まりません。写真を撮影し、パソコンで編集してアルバムを作るのもお得意。頼子さんと2人の娘さんは歌の教室に通っていますが、その発表会での全体のアルバム制作を一手に引き受けて喜ばれています。
家庭は妻任せという男性も少なくない中、奥様が目いっぱい活躍できるように支え、家族とともに喜び、楽しむ姿はまぶしいほどです。
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女性の身体を締め付けない のびのびと受け止める心地よさ

「夫の支えがあればこそ、自分の本音と共に、家族の健康や幸せの追求にまい進することができた」という頼子さん。歌の教室もただ上手に歌うことが目的ではなく、「自分の声が一番自分の癒しになる」という先生に出会ってのレッスンです。自己治癒力を尊重するホメオパシーも学んできました。そうした延長線上で出会ったのが、女性用の下着「ふんどしパンツ」。ゴムの部分がヒモになり、締め付け感がありません。
「締め付けない開放感は気持ちがいいですよ。型にはめようとするのではなく、大きなお尻も小さなお尻も受け止めて包み込んでくれます。子宮を守り、血流が良くなって冷えも改善されるようです。最初は買っていたのですが、素材やサイズ、おしゃれ感がしっくりしないので、見よう見真似で作り始めました」
その出来具合がすばらしく、友人に勧められて、この秋から各地のマルシェなどに出店しています。ブランド名は「neue(ノイエ)」。タグには「カワイイを楽しめる女性の『喜び』と本音に寄り添う『わがまま』を大切に、ハンドメイドしています」と記されています。このタグをデザインしたのも、慎二さんです。
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リアルな暮らしを実感できるモデルハウスに

ホクシンハウスの行う10年点検を機に、8kWの太陽光発電を始めました。灯油のホットマンを電気のエアコンに変え、給湯はエコキュートに。もう灯油の高騰に悩むこともなく、日々、発電モニターをチェックするのが楽しみになりました。この8月は売電収入が3万円弱あったそうです。
諏訪展示場の小野澤さんから引き渡しの時に「建てて終わりではなく、家づくりは一生のお付き合い」と言われたが、この10年、本当にその通りの対応をしてもらったと感謝とともに振り返る赤羽さん夫婦。「展示場ではわからない、リアルな暮らしを実感してほしい」と、自宅を予約制オープンハウスにすることに決めました。これから家を建てる人にとって、一度は訪れておきたい家になりそうです。

慎二さんが作成したオープンハウスのお知らせリーフレット

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赤羽さんは、ホクシンハウスの暖かさや快適さを伝えるために、ご自宅をオープンハウスとして解放してくださっています。
キッチンの家電製品は、使いやすいよう「見える収納」。頼子さんは整理収納のアドバイザーの資格を持ち「家じゅうどこを開けられても大丈夫」という収納の名手です。
見学は完全予約制となります。見学ご希望の方は、ホクシンハウス諏訪展示場までご連絡をお願いします。
【連絡先:ホクシンハウス諏訪展示場/TEL:0266-54-3221・FAX:0266-54-3201】