Vol.13正月号
デヴィ夫人来訪【軽井沢】

FB工法は世界一。デヴィ夫人が冬の軽井沢で ホクシンハウスの暖かさを実感

ホクシンハウスでは、日本を代表するリゾート地『軽井沢』に体験ハウスを造りました。今回その暖かさを体験していただいたのは、華麗な容姿と辛口の発言で人気のデヴィ夫人です。軽井沢在住のホクシンハウスユーザーである松本正二さん夫妻を交えて、社長の相沢英晴がお話をうかがいました。

床下の暖房機で家中が暖まるFB工法が誕生して20年

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【相澤】ようこそ、おいでくださいました。当社の『暖かな家づくり』について分かりやすく広報するためにコミックを作ってもらったところ、制作を依頼した会社の社長さんのお知り合いとのことで、デヴィ夫人にお越しいただくことができ、大変光栄です。
【デヴィ夫人】私は今までに5軒の家に住み、マンションを2軒所有しております。スイスではレマン湖のほとりに立つアメリカの建築家フランクロイド・ライトの作品に住んでいたこともあり、住まいには大変関心があります。たまたまコミックを見まして、興味を引かれました。
この家は本当に気持ちのいい、やさしい暖かさですね。
【相澤】ありがとうございます。スリッパをお勧めしなくて恐縮です。スイスなど世界各地に住まわれたデヴィ夫人に、私どものFB工法の心地よい暖かさを感じていただきたくて、あえて素足での体験をしていただいております。
【デヴィ夫人】床暖房とは違う快適さですね。それに玄関を入ると、木の香りがするのも心がヒーリングされるようです。なにより私が一番驚いたのは結露が見られないことです。私の東京の住まいは外は赤レンガ貼りで、中はビザンチン風。築20数年になります。全館冷暖房を施し、床暖房です。玄関の北側など結露がひどくて、冬は毎朝お手伝いさんが拭いています。ガラスはそこから室内の熱が逃げますし、内外の温度差でどうしても結露しますよね。こちらの家はこんなに窓を取っているのに、どこにも結露がみられません。

FB工法は世界一

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【相澤】私は「暖かな家づくり」一筋に歩んできましたが、じつはそのきっかけというのが、お施主様から結露で困るという相談を受けたことです。引き渡し時にはあれほど喜んでくださったお施主様。これはなんとかせねばと。
34年前の独立当初のことでした。
【デヴィ夫人】そこから、始まったのですね。この工法のアイデアを持たれたのはいつですか。
【相澤】昭和63年です。さらに床下の暖房機で家中を暖めるFB工法は平成3年からで今年で20年になります。デヴィ夫人は世界に広い視野をもち活躍されていますが、私も、アメリカ、カナダ、ドイツ、北欧など世界中を駆け巡って研究しました。快適な暮らしには気密、断熱、換気、暖房(冷房)全てが欠かせません。そこに不具合があると、例えば結露や乾燥などが起きてきます。
私が求める『暖かな家』とは「肌で感じるまさに芸術作品」であるとまで考えています。断熱・気密は建物の性能によるものですが、換気・暖房はどうしても機器に頼らざるをえません。この機器がより最小・簡単でありながら最高の暖かさを享受できるという点でFB工法は世界一と私は考えています。建物本体の性能である断熱・気密はもちろん日本一ですよ。一般住宅の10倍という最高ランクの国の気密認定を最初に取得したのがFB工法です。断熱性能をどんどん高めると生活熱と太陽熱だけで暮らせる「無暖房住宅」になりますが、その開発と商品化に成功したのも「FBソーラー無暖房住宅」です。
【デヴィ夫人】この軽井沢の家も無暖房住宅ですか。
【相澤】はい、無暖房住宅仕様です。ただこの家はもともと敷地にあった木立を生かしたため、無暖房住宅に必要な通常の日射が得られず、床下に深夜電気を利用した蓄熱暖房機を設置しています。夏には木立が日光をさえぎるので、緑陰の涼しさを楽しめます。

無暖房住宅の壁は土蔵の壁6メートルに匹敵

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【デヴィ夫人】それはまさにエコロジーですね。窓の外の緑に心も和みますし。ところで、この家は石やセメントではないのに断熱性が高いのはなぜですか。
【相澤】日本の土蔵は冬温かく夏涼しい、年間を通して温度や湿度の変化が少ないのをご存知ですね。土蔵の壁の厚さは約40センチです。この軽井沢の家も壁の厚さは40センチあります。しかも古新聞を砕いて作った断熱材を使っており、土壁の15倍の断熱性があります。つまり、6メートルの壁の土蔵と同じなのです。
【デヴィ夫人】そうですか。ヨーロッパの中世の城は土と石でできていて、壁の厚さは2メートルくらいでしょうか。それを考えても、土壁6メートルに匹敵するというのはすごいことです。新聞紙というのは馬鹿にできないものですね。寒くてすごく風の強い日に、ゴルフ場で素敵な紳士たちがセーターとジャケットの間に新聞紙を入れて「これが一番いい」と話していらしたのを思い出しました。
【相澤】新聞紙を断熱材にした「無暖房住宅」を始めたときは一斉にマスコミに取り上げられ、地元の新聞は「新聞は読んだ後に、断熱材としてよみがえる」とコラムに書いてくれました。
【デヴィ夫人】リサイクルの効用があるということですね。加えて、新聞紙は湿気も取ってくれます。私の家では4台分のガレージがあり、2台分を納戸に転用したら湿気って困りました。そこで新聞紙を敷いたら、中がドライになって助かったという経験があります。

暖房しても乾燥しない、女性の美しさを守る家

【相澤】当社の建物は、床下に市販の暖房機を置いています。熱源は電気、ガス、灯油を問いません。床や壁の中を暖房機で温まった空気が循環していくようになっています。
【デヴィ夫人】どうして空気が動くのですか。モーターか何かを使っていらっしゃるの?
【相澤】温まった空気が温度差で自然に循環していきます。空気層が家全体を包み込み、立体的に巡っていきます。室内には温風を感じない、輻射熱の穏やかな暖かさです。
ここで、ユーザーの松本夫妻をご紹介しましょう。10年前に大阪から軽井沢に転居して来られ、当社でご自宅を新築。昨年また、事務所を新築させていただきました。松本さんは、デヴィ夫人がご覧になったコミックの登場人物のモデルでもあるんですよ。

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【松本】はじめまして。軽井沢で自然派化粧品の製造販売を行っている松本です。8年住んでみて、ホクシンの家は本当に快適です。軽井沢は世界に通用するリゾート地であり、自然豊かで化粧品の発信地として絶好と思っています。
【相澤】私がこの体験ハウスを造ったのも、ここに世界中から人が集まるからです。デヴィ夫人に軽井沢の家の最初のお客様として来ていただきました。
【松本】軽井沢の悩みは、骨身にしみるほどの冬の寒さなんです。ホクシンハウスに出会わなかったら、事業を発展させるどころか、大阪に逃げ帰っていたというのが正直な感想です。
【デヴィ夫人】暖房すれば乾燥という問題もついてきますものね。私のニューヨークの住まいは1901年の建築で100年以上を経ており、市の指定文化財です。50センチもの厚い壁に守られていますが、ヒーター(温水使用のパネル式)のシステムが古いために微調整が効かなくて、暑くなって、しかも乾燥もひどいです。ブール様式の象嵌家具を置いているサロンンはうっかり暖房できません。暖房するとカラカラに乾いて、肌にも髪にもよくないですし。
【松本】それは大変ですね。肌や髪の美しさというのは、つまるところ、どれだけ水分を保っていられるかということですから。東京から友人が遊びに来ても、わが家の快適さには皆驚きます。寒くないし、乾燥しないし、でもいつしか体の芯から暖まっている、一体どうなっているんだと。
【デヴィ夫人】夏はどうですか。軽井沢でも結構暑い日はありますでしょう。
【松本】こちらの建物のように緑の木立をいかに残すかが前提になると思いますが、基本的に外の熱気が宅内に入って来ないので、朝晩の涼しい空気を取り込んで、日中は窓を閉め切って過ごします。涼しい時間に窓を開けると、そよ風がとても気持ちよく入ってきます。なにより、軽井沢特有のひどい湿気に悩まされないのがうれしいです。
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冷暖房機が見えないからインテリア自由自在

【デヴィ夫人】なるほど。ところで、冷暖房機の姿が室内に見えないのはとてもいいですね。私の東京の家でも機器自体は見えないのですが、冷暖房の送風孔が天井に見えます。日本人は見えてもあまり気にしませんが、インドネシアの上流家庭では、室内の装飾に上手に紛らわせて隠してしまいます。
【相澤】当社の家は冷暖房機が室内にない、送風孔もないですから、インテリアは全く自由に発想できます。
【デヴィ夫人】こちらの家の白を基調にしたインテリアは素敵ですね。清潔感があって広く見えますし。私のインドネシアの家も壁はすべて白。床が白い大理石の部屋もあります。こちらの家は、スキップフロアにして目線より下にピアノを置いて圧迫感を感じさせないのも、おもてなしの心が伝わってきます。大勢の方にこの家を体験していただけるとよろしいですね。
【相澤】はい、お客様にわかっていただくことが一番です。
ご相談があれば、その方の家づくりに必要なイニシャルコストとその家で快適に過ごすための冷暖房費の毎月のランニングコストをグラフ化してお示しすることもしています。太陽光発電を組み込んだエコレッツという家では、発電分で年間の冷暖房費と給湯費が賄えるんですよ。
【デヴィ夫人】それは素晴らしい。長野だけでなく、例えば東京でもホクシンさんの家を建てることができますか。
【相澤】ありがとうございます。全国どこでも施工いたします。本日は本当にありがとうございました。
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