Vol.14春号
松本さん【軽井沢町】

軽井沢の地に起業して10年 自然派化粧品ブランドが好調

ユーストーリー株式会社オーナーの松本正二・康子さんは、2000年に関西から軽井沢は転居し、自然派化粧品の立ち上げに取り組んできました。現在、事業は待望のオリジナルブランド「スパカル」に結実し、ハーブ畑5000坪を擁してさらに研究開発を続けながら順調に業績を伸ばしています。長引く景気低迷をよそに、ホクシンハウスユーザーのサクセスストーリーをお届けします。

オリジナルブランド「スパカル」立ち上げへの道

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ユーストーリー株式会社の松本正二さん夫妻は、2003年4月にSOHO(自宅兼スモールオフィス)をホクシンハウスで新築され、「ぽんちゃん通信」2004年新年号で取材させていただきました。 そののち事業が拡大したため2009年10月にサロン兼オフィスを再びホクシンハウスのFB工法で新築され、ぽんちゃん倶楽部通信でも取材させていただくことになりました。 現在では、オリジナルブランド「スパカル」には13アイテムが揃い、別途OEM(取引先ブランドで販売される製品の受注生産)の相手は13社を数えます。大手下着メーカーとのOEMでは12万本を売り上げたことも。また、米国・中国・韓国・台湾の企業とはすでにOEM生産を行っており、今後は新興国の経済発展に伴い、ロシアやアジア諸国へも販路を伸ばす計画です。
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総面積5000坪のハーブ畑。寒暖差が激しく冷涼な軽井沢は西欧に似た環境で、各種のハーブが元気に育つ
松本さんは島根県安来市出身。大阪で化粧品ビジネスに携わり、東京進出の拠点として選んだのが軽井沢でした。自然環境の素晴らしさ、リゾートとして通用する世界的知名度、東京までわずか1時間のアクセスに注目しての決断でした。
この10年は厳しい経済環境でしたが、松本夫妻の事業はいまや軌道に乗り、サロンを併設した新オフィスと標高1100メートルの浅間山麓に5000坪のハーブ畑を持つようになりました。ハーブ畑では、化粧品の研究開発のために約300種類のハーブを栽培しています。
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スパカルは軽井沢・信州産のハーブ「薬草花木」を原料に創るスパ&エステ化粧品であるとわかりやすくお話していただきました。

肌に良い天然成分を十分に配合「中身が違うから結果が出る」

なぜ、これだけ化粧品があまたある中でスパカルが結果を出せる商品なのでしょうか。松本さんは「中身が違う」と一言。商品に掛ける原価が違うというのです。化粧品会社一般のようなイメージ戦略や広告はせず、固定費の大きい製造工場も持ちません。ノウハウをきっちり押さえ、なにより配合成分に費用をかけて効能の高さや安全性を追求。
「たとえば、市販シャンプーにはシリコンが含まれていて、手っ取り早く髪に艶が出て、サラサラしっとりした感じになります。しかし、じつは地肌がビニールコーティングされたような状態になり、代謝が落ちて髪や肌に負担を掛けます。シャンプーをスパカルに変えたら子供の肌トラブルが改善した、スパカルの薬用ヘアローションでマッサージしたら円形脱毛症の女性が発毛したという実例はいくらもあるんです。ヘアケア商品は美容院やエステサロンにも卸していますが、開発者の私が驚くくらい、お客様のお喜びの声が伝えられてきます」
(松本さん)
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「綾小路きみまろ」ならぬ「ちびまろ」の愛称にも納得。とても楽しく説明が聞ける

「キレイになりたい」という願いに応える「美容の寺小屋」へ

松本さんが目指すのは、化粧品の製造と販売だけではなく「美容の寺小屋」です。化粧品は使い方によって、効果が全く違ってきます。しかも、どんなに高価なエステに通っても、それが続けられなくては意味がない。つまり、正しいセルフケアの継続に勝る美容法はないというわけです。松本さんは、新築したサロンでセルフケアビューティー教室を始めました。
気候や温度によって肌のケアは変わってきますが、松本さんは二十四節気セルフケアを提唱しています。(※二十四節気は古来より1年を24に区切る歴です。) ここではスパカルの化粧品だけではなく、食べ物なども指導し、「若返りボディとフェイシャル」「美しい髪と頭皮ケア」「美容は元気な身体づくりケアから」のレッスンを展開。
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お客様からのご注文などを受けるのもお仕事の一つ
1日5~10分でできる、毎日続けることのできるケアを指導しています。しかも、ひとりひとりの目標を設定し、効果を確認しながら、ハーブの香りのなかでリラックスしてのレッスンです。ここで一定の技術を習得すると、セルフケアビューティー講師として、今度は教える側になることも可能です。
松本さんが重視するのは、個別性。年齢や体質、環境によって大きく異なるのが女性の肌です。将来的には、顧客ひとりひとりに特定の技術者を担当させ、その顧客にあった化粧品をカスタマイズしようと計画しています。「私だけの化粧品」ができるという夢のような話であり、需要は確実に見込めます。
また、松本さんは県産品の普及にも貢献しています。たとえばスパカルハーブ石けんには、軽井沢のハーブ、信州の杏子(あんず)の種子、木曽ヒノキを用い、商品化にあたっては長野県地域産業活性化基金事業の助成を受けています。今後も軽井沢の優れた自然環境のなかで地場産品も生かしながら、美と健康に貢献しようとしています。
vol14_ph07サロンでは、二十四節気セルフケア・ファミリーケアビューティ教室を開催

ホクシンハウスとの出会いがあったからこそ

vol14_ph08ホクシンならではの癒しに満ちた室内環境は、エステサロンにふさわしい
「ホクシンハウスさんに出会っていなかったら、事業を続けるどころか、軽井沢を逃げ出していたかもしれません」
関西出身の松本夫妻にとって、軽井沢の冬の寒さは予想以上の厳しさ。温熱環境に優れたホクシンハウスに住んだからこそ、深夜のパソコン作業も、早朝からの出張もこなしてこれたと振り返ります。初めての新築を検討していた当初は坪単価ばかり気にしていましたが、相澤社長が親身になって健康住宅を説く言葉が松本さんの胸に響いたのです。
「その後も、いろいろな相談に乗っていただきました。昨年新築したサロンもとても快適。外気温や天候に左右されずリラックスできるので、ここで多くのお客様に美容のセルフケアをお伝えしたいと思います」と、奥様の康子さん。
「綾小路きみまろ」ならぬ「ちびまろ」の愛称があり、絶妙なトークを繰り広げるご主人。優しい雰囲気でそれを受け止める奥様。ご夫婦のもつ明るいパワーに、さらなる事業の発展を予感させられるようです。

オフィスに一歩入ると、
ハーブの香りがさわやか
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昨年、新築となったサロン併設のオフィスは、赤い屋根と白いタイル張りの外観が印象的。
ホクシンハウスに住んでみて快適さに納得し、迷わず今回もホクシンに依頼

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