ぽんちゃん通信 Vol.30春号

2007年4月15日 発行
家づくり現場リポート[手塚邸]の巻
親子2代、お隣さん同士でホクシンの暖かい家に住んでいます
 団塊の世代に生まれ、戦後のベビーブームのなかで競争社会を生き抜いてきた方々が定年退職を迎えようとしています。ようやく、時間とお金のゆとりを手に入れ、第ニの人生は落ち着いた暮らしがしたいというのは、誰しも望むところ。それをいち早く新築という形で実現したのが、小林正雄さん・ちえ子さんご夫妻です。老後を視野に暖かく機能的で寛ぎに満ちた家をとの思いのたけを詰め込んで造った新居。「暖かい家とは、温度の話だけではないんですね。造ってくれた人の暖かい思いがこもっています」と小林さんご夫妻は語ります。
東京出身の夫婦 ホクシンの家の暖かさを実感
手塚さんご家族写真

 長野市北部の住宅地のなかに、広い敷地を生かして洋風のエントランスと和風庭園を備え、堂々と建つ小林さんのお宅。玄関を入ると、一番目立つ場所に一枚の色紙が飾られています。そこには、小林邸建設に関わった30数名のサインの寄せ書き。
「この色紙には、満足していただける家を造ろうという皆さんの熱意がこもっています」と小林さん。
  言うまでもなく家造りには、現場監督や棟梁のほか数多くの職人が関わります。家づくりに人一倍思いの深い小林さんは朝夕現場を訪ね、その一人一人の仕事ぶりを見、言葉を交わしてきました。小林さんにとっては家づくりのプロセスが楽しくてたまらず、職人さんたちと話すことで多くを学んだといいます。そしてそこで感じたことは、ホクシンハウスの工法にプライドを持っていること、工程どおりに家を造り上げるだけでなく、施主の希望を考えていることでした。
「職人さんが苦労を惜しまず、施主の気持ちになって働いてくれる姿を見て、感謝の気持ちでいっぱいになりました。何か形に残したい。そこで色紙にサインしてもらうことを思いついたのです」 今も色紙を見るたびに、「暖かい家づくりとは、単に暖かい建物を造り上げるだけでなく、つくる人とつくってもらう人に温かい心の通いあいがあり、喜びと楽しみを共有してこその暖かい家づくり」であったことを噛み締めています。


こんなにのんびりでいいの?このペースが家造りには大切
イエロー系の壁が明るくモダンな外観。2棟が互いを引き立てあう。  団塊の世代である小林さんご夫妻は、まさに競争社会を生き、忙しく働いてきました。定年を機に、第ニの人生は落ち着いた暮らしをしたいと考えたときに、真っ先に浮かんだのが自宅の建替えです。両親と共に暮らし、3人の子供を育てた家はすでに築46年。広い家はどんなに暖房しても寒く、冬場は湿気による結露とカビに悩み、冷え性の奥様は毎年シモヤケに悩まされていました。入退院を繰り返すようになっていた高齢のお母様にも、暖かい家で暮らしてもらいたいと思いました。
「今しかない」
  小林さんは新築を決心し、1暖かさ、2くつろぎ、3機能性をテーマに、自ら間取り図を描き始めました。3カ年計画で満足のいく家づくりをしようとしていました。間取り図を描くにあたって、小林さんがしたことは建築現場と完成見学会を巡ることです。「誌面やや写真ではわからないことが、実物を見ればわかる。間取りのつながりも体感できますから」
  幸い第二の職場は時間のゆとりがあり、通勤の足をバイクにかえて、広い長野市内の住宅地あちこちに足を伸ばしました。めぼしい建築現場があれば、バイクに乗るヘルメット姿のまま中に入り、案内を請います。そっけない人もいれば、見て欲しくないと嫌な顔をする人もいる、そのなかで、不思議に対応のいいのがホクシンハウスの現場でした。自由に現場をみることができ、面倒がらずに親切に応えてくれました。作業の手を止めて応対してくれた職人さんもいました。

4度目の家造りは「老いては子に従い」大正解
 須坂のオープンハウスを訪ね、そこで実際に暮らす岡村真由美さんの話を聞きます。
「施主は素人で、業者は専門家でしょ。夢いっぱい家づくりが諦めと我慢の連続だったという話はよくあるんです。ところが、ホクシンは自由な設計が出来るだけでなく、メーカーを問わず施主が気に入った設計を取り付けるし、どんなことでも相談に乗ってくれるんですよ」と、岡村さんは家づくりの楽しい体験を熱心に語りました。
「本当にそんな家づくりができるのか、まさに家づくりはロマンだとうれしくなりました」(小林さん)
  さらに展示場で暖かさを体験しつつ、相澤社長にFB工法の仕組みの説明を受け、「暖かい家づくり」という本を手渡されます。そこには、「プランを楽しみ、家づくりを楽しむ、そして新しい暮らしを楽しむ」という社長の哲学を読み取ることができました。
「そうか、社長のポリシーが末端まで徹底されているから、ホクシンの現場で職人さんが親切にしてくれたのか」小林さんは不思議に思っていたことが、ここで深く納得がいったといいます。

ホクシン暖かさは十分理解しているものの…
お子様の机がある手塚正雄さん宅のリビング。
 ホクシンハウスを信頼し、小林さんは営業担当の大塚さんとじっくり間取りプランを詰めていきます。全てが順調に進んでいたところへ、突然、建設予定地(旧宅)の南と東を建売住宅で囲まれてしまうことが判明。それは請負契約の2日前でした。
  父が慈しんだ巨石の庭を活かしたいという思いから、立替えで進んできた新築工事。やっと出来たプランをいまさら白紙に戻すのも忍びない。どうする…。
  小林さんは旧宅をそのままに、別に所有していた現在の土地に新築することを決意します。旧宅はご長男一家が入居することになりました。
「通常の施工業者なら、いまさら変更できないと、そのまま予定通りに建てるでしょう。しかし、営業の大塚さんから『言いたいことがあれば遠慮せずに言ってください。後で後悔しないために』と言われていました。このひと言がどんなに心強かったか」
  結局、敷地変更に伴う新しいプラン作りで契約は1ヶ月伸びました。実はその後、工事が始まってからも、現場打ち合わせ、工事途中での変更はいくつもありました。現場で変更したくなることはどうしても出てきます。
  「現場監督の中村さんは変更をお願いしても嫌がらずに素直に受け入れてくれる。ただ追随するのではなく、専門家の立場から提案や訂正もしてくれる。本当に安心でした」

ホクシンの家づくりの信念にあらためて感動…その秘密は…
 小林さんのお宅の広いLDは、掘りごたつしきに足を伸ばせる畳コーナー、ソファ、ダイニングセット、対面キッチンに付属したカウンターと多彩な設定。人数や気分にあわせて、まるで、気取らない食堂のように座る場所を選ぶことができ、どこに座っても目線が通い対話が弾みます。これはご主人の「食堂にヒントを得たくつろげる場所」というご希望と、「リビングには畳コーナーが欲しい」という奥様の希望が集大成された形。テレビの高さ、窓の位置など微調整を重ねてできたLDです。
  そのほか、アイロンがけのできる家事室、風呂の残り湯を洗濯に使える配置、洗面室とは別個の脱衣室など、奥様の希望を叶え、無駄のない家事動線の間取りをご主人が考案。棟梁はこんなエピソードを語っています。
「小林様が毎日、現場に来られて四方山話をするなかで、『この35年間、一度もクリーニングに頼ることなく、ずっと自分のワイシャツにアイロンをかけてくれてた』と奥様のことをポロっと話された。小林様は奥様を喜ばせたかったんだなぁと感じいりました。私たちも奥様に喜んでいただいて本望です」
  長年、仕事と子育てに忙しかった夫婦が定年を機に、もう一度向き合う。温かな思いやりに溢れる家で、人生の第二ステージをスタートする。そんな幸福感が小林さんの新居から伝わってきます。

担当者から