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| 2006年1月15日 発行 |
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| 退職後には夫婦二人で自然豊かなリゾート地に移り住み、センスのいい田舎暮らしを楽しみたい。そんな夢を実現したのが、軽井沢にお住まいの蔵田さんご夫婦です。 外国人宣教師によって明治時代に避暑地として開かれた軽井沢。だれしも憧れる地ではありますが、霧が出やすく湿気が多い、冬は寒さが厳しいなど、難しい環境が待っています。また、海外駐在で米国の住宅に馴染んだ蔵田さんは、日本的な間取りでは満足できません。そこで、選んだのがホクシンハウス。湿気も寒さも、間取りの問題も一挙に解決して、昨年7月から軽井沢生活をスタート。新しい「田舎の家」に、お子さんやお孫さんたちがたびたび訪れ、賑やかな日々が繰り返されています。 |
暖炉の上に飾られたご家族の写真、広くゆったりとしたリビングの素敵な家具。蔵田さんのお宅を拝見すると、海外駐在、とくに欧米での暮らしに馴染んだ方という雰囲気がどことなく伝わってきます。うかがえば、米国ロサンゼルスに5年間駐在されていたとのこと。ご主人の淳一さんは音響機器メーカーで技術者として活躍され、要職を務められた方です。奥様は「向こうの暮らしはとても気持ちがよくて、日本に戻ったとき、逆カルチャーショックというような感じでした」と語ります。それで、留学中の息子さんとともに絵の勉強をするという名目で、さらにサンフランシスコに1年半滞在。 なぜ、そんなに米国の暮らしがよかったのでしょうか。「ひと口には表現しにくいのですが、住宅について言えば、マスターベッドルームが一番広くて、洗面所・シャワー・トイレなど専用の設備が付属している。ゲストルームにも専用の設備がある。一軒の家のなかでプライバシーが守られながら、広いリビングなどパブリックなスペースで交流を楽しむ。そういう人間の距離感というか間合いのよさ、それを裏打ちする個人を尊重する価値観がとても心地よく感じたのです」 なるほど。この逆カルチャーショックは奥様だけでなく、駐在から帰国する方には珍しくない現象なのだとか。なお、米国の住宅は外断熱で家中暖かいのが一般的。日本家屋のように部分暖房ということはないのです。 「国内でも転勤が多く、いろいろな家に住みましたが、終(つい)の棲家(すみか)は米国で暮らした家のように作りたいと思っていました。それには、こちらの意をよく汲んでくれる施行会社でなくてはできません」と奥様は語ります。 |
2004年夏、ご主人は定年を迎えられ、ご夫婦の第二の青春が始まります。このときのお住まいは埼玉のマンションでしたが、奥様の長野在住のご両親が体調を崩され、二人で長野へ。この借り住まい1年間のうちに、軽井沢に土地を購入し、ホクシンハウスで家を新築することになります。それ以前、埼玉と長野を車で往復する道すがら、上田の展示場に足を止めたのがホクシンとのご縁の始まり。ご主人が仕事上の必要性から環境問題を調べていたとき、高気密高断熱で効率よく太陽エネルギーを使うエコロジー住宅としてホクシンハウスの名に出会っており、どんな家かと軽い気持ちで立ち寄ったそうです。その後一年ほどして、新築を検討していたときに佐久展示場開設の案内が舞い込みます。同展示場を訪れて岡田仁志支店長に出会い、軽井沢の厳しい気象条件、自分たちの望む家づくりをクリアするのはホクシンハウスだと決断するに至ります。 ご両親と病弱な弟さんの3人を長野から呼び寄せての二世帯住宅であり、便利のよい道路側つまり南側には3人の居室を作りたい。外の視線が届かない庭でアウトドアを楽しみたい。そんな理由から庭とリビングは北側へ持っていくことになります。北側のリビングなんて居心地が悪くないだろうか?大丈夫だと背中を押したのが岡田支店長です。今、リビングには吹き抜けがあり、天井高いっぱいの窓から光が降り注ぎます。北向きとは思えない明るさです。しかも、全館均質な温熱環境がホクシンハウスの特徴ですから、北向きであろうと冬の寒さは全く問題ありません。 なお、新築になったところでちょうどご両親が回復され、しばらくは住み慣れた長野で暮らしたいということになりました。ご両親はときどき軽井沢の家を訪れることを楽しみにされています。 |
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蔵田邸の内装の基本色は白。絵や風景がもっとも映える色を選びました。リビングの大きな窓のほか、周囲の木立を切り取るように小窓が配されています。まるで、四季の移ろいを切り取った絵のように見えます。奥様が描いた油絵、お父様の手になる日本画、ご夫婦お気に入りのアーティストによる書画などがバランスよく飾られ、シンプルで和やかに室内をまとめています。白が基本色とはいっても、何通りもの白が使われており、単純な白ではありません。キッチンには赤や黄色などのビタミンカラーが部分的に配され、トイレの扉は落ち着いたピンクやブルー。こうした配色がインテリアにしっくりなじみ、並々ならぬカラーセンスがうかがわれます。長年、油絵を学ぶ奥様ならではの力量です。 二階の浴室は遊び心いっぱい。海をテーマにドアには船の丸窓を付け、洗面コーナーの鏡には青いタイルをあしらい、ジャグジー付の浴槽は内部に3色の光がファンタジックに輝きます。 ご主人は「いやあ、高価なおもちゃですよ」とはにかみ、奥様は「子供たちも両親もお風呂を楽しみに訪ねてくれます」と微笑みます。 一階リビングからよく見える、吹き抜け二階部分の手すりはアイアンの特注品。ご主人がインターネットで見つけた部材をデザインを考えて溶接してもらったものです。照明器具も統一感がありながら単調ではなく、ひとつひとつ吟味されていることがわかります。じつは蔵田さんは家造りは今回が初めてではなく、白樺湖畔に別荘も所有しています。 「いままでは家づくりに時間を掛けるわけにはいきませんでしたが、今回は退職してからですから、時間はたっぷりある。毎日、家のことばかり考えて家づくりを楽しんできました」とご主人。 まさに手塩に掛けて建てた家に暮らし、初めての軽井沢の冬を快適に過ごす蔵田さんご夫婦。窓から見える景色は、葉を落とした梢の線が黒々と美しく、雪がふんわりとあたりを包みます。春になって外構の作業をすることを心待ちに、お二人は冬の暮らしを楽しんでいらっしゃいます。 |
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担当者から蔵田様はご自分の希望をはっきり持っていらっしゃるので、ご提案もしやすく、家造りを楽しんでくださったのがうれしいです。じつは図面の段階では、リビングの天井はもっと低かったのですが、奥様のご希望で高くしました。手すりの溶接作業も、喜んでさせていただきました。手数であっても、そうしたほうがよい家になることがわかるので、私たちスタッフも蔵田様と同じ気持ちになってしまうのです。 |