| 2005年4月25日 発行 |
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| 須坂市郊外に3世帯の夫婦が暮らす家を新築したのが大峽(おおば)正さんご一家です。核家族化が進む世間をよそに、お父様の代からの事業にご長男を含む3世代で取り組み、仕事も家庭も家族みんなが一緒。温かくおおらかな大峽さんのご家族に、ホクシンハウスのスタッフまで家族のように接していただき、多世代が快適に暮らす家造りのために共に知恵を絞りました。大峽さんは「スタッフも職人さんもいい方ばかりに巡りあえました。匠の力をひとつにまとめてもらったわが家、本当に感謝です」とおっしゃっています。 |
大峽さんが新居に移ったのは2004年12月末。一家揃って大晦日と新年を新居で迎え、まずその温かさ快適さにご家族は大満足。「冬でもビールがうまいのはうれしいね。しかも暖房器具の温風じゃなくて、家全体が自然で均一な温度だから気持ちよさが違う。うちが一番いい。よそへ行くことがめっきり減って、引きこもりになりそうだよ」と冗談を飛ばすのはご主人の正さん。創業50年を迎えた製菓製パンの事業を営まれ、交際範囲が広く、昔なじみの友人も多い方です。以前は外の飲食店に繰り出したものですが、人をお招きして自宅で一杯やるのが定番になってしまいました。 「自分の家を忘れちゃったんじゃないかと思うくらい、お客さんが居ついていくんです。一杯やったあと、ここでひと眠りするのが気持ちいいなんてね」と奥様の俊子さん。 「以前は、モデルハウスなどを見るといいなあと憧れたものですが、今はどこのモデルハウスを見ても、あ、やっぱりうちのほうがいいと思います。なにより、ホクシンの方がみんないい方ばかりで、一生懸命やってくださった。気持ちがこもっているんです。だから家を大事にする気持ちもひとしお。自分の家だといっても、散らかしたりしたら申し訳ないなんて思います」 |
| ホクシンハウスのお施主様は、家づくりにこだわりを持ち、研究を重ねてホクシンハウスに行き着いた方が多いもの。ところが、大峽さんは至って簡単。古くからのお付き合いで、材木関係の仕事をしている隣家のご主人に「家を建てるときは頼む」と日頃から言われ、紹介されたのがホクシンハウス。 担当となった大塚さんに出会い、相性がよかったのか話はとんとん拍子。大塚さんの提案する間取りも大変気に入り、和室を当初より広げた程度以外はほとんど変更なしで契約までスムーズに一直線。 「それでもと思って、あとから他の会社のモデルルームを冷やかしてみました。その後の勧誘がすごくてびっくりしましたけれど。結局、よそをいくつ見てもホクシンに決めていたと思います」 人とのつながりを重視し、人を信じて任せる大峽さん。家づくりでもそのやり方が功を奏したようです。
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大峽邸の特徴は、その間取りにあります。基本的に玄関・居間・台所・浴室など共用スペースと祖父母夫婦、親夫婦の寝室は一階。子夫婦と未婚の妹の部屋は2階です。祖父母夫婦の寝室の上には大きな小屋裏収納があるだけで、居室は設けていません。お年寄りと若い人ではどうしても生活時間がずれて階下に物音が響きがちですが、若い人に気兼ねをさせないためにこうした配慮をしました。また、一階は洋室と和室のつながりにも、浴室にも段差はまったくなし。祖父母夫婦と親夫婦の寝室はトイレや洗面所、浴室を中心にはさんでごく近く配置。どちらの寝室からも水周りへのアクセスがよく、万が一、介護が必要になった場合も気配が感じとれ、手を出しやすい絶妙な位置です。洗面所は下に収納を設けず、車イスやイスに座っても使用することができ、浴室や脱衣室はそれぞれ1.25坪と広々。介助がしやすく、普段でも使いやすい広さです。 祖父母夫婦の寝室は庭に面し、必要となればベッドごとでも車椅子ごとでも戸外へ出られるようにしました。平常の移送時にも便利ですが、火事や地震など災害のときにお年寄りを一番に守ることができ、防災上も優れています。
一階廊下、二階への階段は幅が広く取られています。玄関からの吹き抜けに設置されている階段は人が二人手を取りながら上がるのに十分な幅。さらにこの幅広さが玄関周りのデザイン性を高めて、豊かで明るいイメージを醸し出します。一階廊下は腰板を巡らせ、車椅子がぶつかっても傷がつかず、手すりをつける場合も壁の補強なしですぐに設置することができます。
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| 多世代住宅というと、玄関や水周りを分ける分離型がいまや主流ですが、大峽さんのお宅は玄関・浴室・キッチンはひとつ。キッチンは広く、二人が同時に立ち働けるように設計されています。今後、広いキッチンの中央にワゴンをおき、そのままテーブルのほうへ移動させて配膳しやすくすることも考えています。大人数の食事の準備も、二人三人で楽にこなしていけそうです。 ホクシンの大塚さんは「大峽さんのご一家は本当にチームワークがいいんです。最近はめっきり少なくなった上棟式や新築祝いですが、そんな際にも、女性だけでなくご家族みなで料理を作って振舞ってくださったんです。この方々なら食住をともにする大家族での暮らしにも無理がないと感心しました」 取材時もご長男の奥様のお母様を交えて食事会を予定されており、取材に応対する正さん俊子さんのほかのご家族はそれぞれに持分を担当して準備している様子でした。 大塚さんは「しかも新築祝いには私や現場監督、棟梁ご本人だけでなく、ご夫婦でお招きいただいたんです。もう、感激しました」と続けます。 「こんなにいい家を建ててもらったんだから、奥さんたちにも見てもらいたいでしょ」と俊子さんは言い、「家づくりは一生のお付き合いって、言うだろ? 一生のおつきあいだったら、奥さんにも来てもらわなくちゃ。当然だよ」と正さん。 じつはまだ、長男の正臣さん麗子さんご夫婦は新居に同居ではなく、すぐ近くにアパート住まい。 「二人は新婚を楽しんでいる最中です。こちらが恥ずかしくなるくらい、ほほえましい新婚らしい新婚さんなんですよ。私としては同居を急がせるより、二人だけで住んで夫婦の基礎を作る時間が必要と考えています。仕事は跡取りとしてやってくれていますので、時期をみて同居になっていけばいいと思っています」 奥様の俊子さんは大きな包容力で子世代を見守っています。いずれ3世代が4世代となり、さらに賑やかな大峽さんのお宅となる日が楽しみです。 ※ご主人の希望で、大峽邸は安全に配慮し、セキュリティサービスの専門会社と契約しています。
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担当者から
大変思い出深い、やりがいのあるお宅です。お施主さんは温かい方が多いのですが、このお宅のみなさんは飛びぬけている。ご家族みなさんが家族親戚のように接してくださり、こちらも少しでもよい家にしたいという思いでいっぱいになりました。私の祖父も大峽さんのお父様と同じくらいの年齢です。お年寄りと一緒の暮らしを自分が住むつもりになって考え、間取りに生かしました。
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