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| 最近よく耳にする、珪藻土。聞き慣れない名前ですが、私たち日本人が古くから使ってきた自然素材です。調湿性、断熱性、遮音性、脱臭性などに優れていることから、内装材として近年人気を集めています。この珪藻土が持つ機能と特徴についてご紹介します。 |
| ■珪藻土とは? |
珪藻土は、植物性プランクトンの意外が長年にわたって堆積してできた土です。小さな粒子の中に無数の孔室を抱えていて、これが珪藻土の調湿性、断熱性などの特徴を作っているのです。珪藻土の壁は、 |
| 1) |
脱臭性 |
珪藻土の持つ微細孔(小さな孔)がにおい、煙等を吸着してくれます。 |
| 2) |
耐熱性 |
珪藻土は、昔から七輪や耐火レンガ等に使用されているくらい、耐熱性に優れ、燃えない物質です。 |
| 3) |
調湿性 |
湿度が高くなると水蒸気を吸収し、乾燥してくると吸収した水分を放出してくれます。 |
| 4) |
結露 |
結露の発生を抑えます。 |
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| このほかにも、保温性や遮音性に優れていることから、部屋の壁材として注目をあつめているのです。しかも断熱性はモルタルの約10倍ですので、省エネにも効果があります。 |
| ■珪藻土の意外なエピソード ダイナマイトの語源は「珪藻土」 |
珪藻土層ができたのは、日本では約三千万年〜数十万年も前のこと。私たち人類がこの珪藻土を利用し始めたのは、いまから約二千年前のギリシャ。古代ギリシャ人は、すでに珪藻土の持つ効果を知っていたのです。
やがて、産業革命が起こり、珪藻土は工業にも利用されるようになりました。そしてこの珪藻土の持つ吸収力の大きさに目を付けたのが、ノーベル賞で知られるスウェーデンの工業化学者、ノーベルです。ノーベルはニトログリセリンを珪藻土に吸収させ、安定させることでダイナマイトを発明したのです。このダイナマイトの命名が珪藻土(Diatomaite)に由来していることは、意外と知られていません。
日本でも昭和30年代まではカマドの材料として、また七輪の材料として使われていました。現在人気が復活している七輪にも、この珪藻土が使われているのです。
このほかにも土壌改良材や生ビールの酵母の除去材として欠かすことのできない材料として使われる珪藻土。私たちの身近でこんなにも活躍していたんですね。 |
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