高齢化社会を迎え、老後に備えて快適な住まいをつくろうとする方が増えてきました。 寺島さんご夫婦もそうです。市内の繁華街から環境のよい郊外に移り、長女夫婦と隣り合って住むことにしたのです。「飲みに行くのが不便になりましたが、その分、品行方正になりましたよ」と、ご主人。高断熱・高気密の家に住むようになり、目覚めもさわやか。そのうえ、一年じゅう薄着ですむようになり、とても健康的になったといいます。
  室内はどこも広くて開放的。このあたりは冬の寒さが厳しいのですが、そのほかの季節は比較的天候がよいので、大きな窓を思いきり開けて、すがすがしい空気をいっぱい取り入れています。冬は締めきっていても、熱交換型換気システムのおかげで新鮮な外気が得られますから、生まれたばかりのお孫さんを預かるときも安心と、泰子さん。暖房のロスがなく高い室温が保たれるので、経済性も二重マルといいことずくめです。


リビングの上は、上下の温度差がない家の特性を生かした大きな吹き抜け。まわりを囲むように廊下がつくられている。
1、2階の出窓やバルコニーが変化を生み出す外観。南側には庭、東側には桃畑が広がる。お隣には長女夫婦が住んでいるので、留守をしても安心。
南向きの白く明るいキッチン。L字のカウンターの手前には、奥さんが調理中でももう1人作業ができるようにミニシンクがセットされている

 
家族構成 =夫婦
延床面積 =183.18平方メートル(55.5坪)
1階床面積 =104.61平方メートル(31.7坪)
2階床面積 =78.57平方メートル(23.8坪)
構造 =木造在来工法(FBS工法)
竣工 =1993年4月
設計・施工 =北信ハウス