渋澤あや香さん宅
家族の健康を第一に考え基本構造を重視 四季を通じて快適な高断熱・高気密住宅に 設備はシンプルでも“こだわり”部分には投資

外観とリビングダイニング写真

 静岡育ちのあや香さんには、長野の冬は衝撃的な寒さだったそう。「結婚以来4年間住んだ市内の木造アパートは耐え難い寒さで、子供が幼稚園に入学するまでには、暖かい家を建てよう」と、ご夫婦で計画。土地を新たに求めての新築でしたが、高断熱・高気密の性能重視の家を研究し、外断熱の2社に絞り、最終的にFB工法のホクシンハウスに決めました。「決め手は、私たちの要望に沿った多くの実例を紹介してもらい、高断熱・高気密の良さが実感でき、住んでいる方の話を聞いて安心感も高まっていったからです」。

 家族が健康に暮らせる構造を第一に考え、「健康住宅の本質は構造にあると思い、その部分の費用は惜しまず、将来グレードアップできる設備やインテリアはコストをおさえました」。しかし、こだわりは住まいの随所に。無機質な空間が好きなあや香さんは、ガラスブロックやガラスの洗面台、壁面を利用したニッチなどで自分流に演出を楽しんでいます。「こんな感じにというコピーを見せて、かなりわがままも聞いてもらいました。住んでみて、気密・断熱性の高さを実感しています。2、3日旅行しても24時間計画喚起のおかげで、室内はモワっとした感じがありません。冬がとても楽しみです。


2階の主寝室。子供部屋は2部屋あるが今は家族3人で利用。床はムクのフロア、天井は吸音板仕上げ。窓側には雨天物干し用のフックを設けた。

玄関ポーチ周辺。アプローチの犬の絵は、犬の大好きなあや香さん作。「主人のTシャツの犬を基にして描きました。ステップはホクシンさんから提案してもらって

欲しかった吹き抜けのあるリビング・ダイニング。快適な温熱環境、開放的な空間は性能重視の構造から生まれた。4.5畳の和室もコーナーに設けた。天井はムクの木。

2階のプライベート空間に設けた洗面台コーナー。「ニュウトンのガラス製の洗面台は高いのを承知で入れました」。水しぶきの用心に本棚の一部はガラスブロックに。

「キッチンは造りこんだものは好きではないので、シンプルな対面式のシステムキッチンに」。右手奥の食品庫は、漬物の保存など考慮してあえて気密外にした。

何よりも家族の健康を重視した家作りを実現したあや香さん。リビングのソファでご主人の陽一さん、3歳の栞蓮ちゃんと自然の暖かさを満喫する。


 
家族構成 =夫婦+子供1人
敷地面積 =194.57平方メートル(58.85坪)
延床面積 =133.32平方メートル(40.32坪)
1階床面積 =74.53平方メートル(22.54坪)
2階床面積 =58.79平方メートル(17.78坪)
構造 木造軸組工法(外断熱FB工法)
竣工 2004年4月
設計・施工 ホクシンハウス