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| 長野市松代にお住まいのk様は、ようやく下水道が敷設され、水回りを改善しようかと考えていましたが、歳を重ねて冬の寒さが堪えるため、家を建て替えることに。第一条件として冬暖かく夏涼しい家を基本に、代々引き継ぐ和庭を最大限生かした和風住宅を希望されました。設計段階では、水屋や炉のある旧宅の和室部分を残しながら、新築の間取りとの融合性をはかりました。様々な希望を踏まえて、完成した建物は、軽快な切妻屋根根の現代数寄屋。既存の遠州スタイルの和庭とも共存させています。 k邸のポイントは、水琴窟を玄関ホールに配したこと。室内用の常滑焼の水琴窟を、玄関ホールに埋設したのは奥様のアイデアです。一杯の柄杓の水を五色の石にまくと一滴の水が水琴窟の中に入り、その反響音が家全体に響き渡ります。k邸は、特許を取得している、自社オリジナルのFB工法住宅。FBソーラーも搭載し、一年中のお湯取りと補助暖房が利用可能。同工法では、半地下の床下に暖房機がおかれ、外断熱で壁中の暖かい空気が家全体をおおいます。この半地下で水琴窟の水抜き作業ができるため、室内での設置が可能になりました。 1階には、20帖もの大空間LDKと畳コーナーを配置。ダイニングとなる小上がりの畳コーナーは、舟底天井として開放感をもたせ、座った目線で庭の景色が見える出窓を設置しました。構造用大梁で支えるため柱はなく、ここから見る眺めに時間がたつのも忘れそうです。 |
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