高断熱・高気密構造に全室暖房システム、おまけにソーラー設備まで用意した家にお住まいの竹内さんご夫婦。こんなに構造にこだわった理由は、この辺りは真冬はマイナス10度にもなり、真夏は35度以上になるので、前の家では寒さや暑さにいやというほど悩まされたからです。 ソーラーを取り入れたのは、比較的晴れの日が多いことと地球にやさしいクリーンエネルギーに関心があったためです。
  事前に同じメーカーの家に住んでいる人に会って快適性を確認していましたが、実際に住んでみると予想以上の暮らしやすさに驚いたというおふたり。たとえば真夏でもクーラーなしで扇風機だけで涼しく過ごせ、真冬でも地下室にあるストーブ1台を朝と晩に5時間ずつつければ、部屋の隅々まで暖かかったそうです。「いままで冬はトイレやお風呂が冷たいので主人が倒れるのではと気がかりでしたが、この家ではまったく心配ありません」と房美さんはすっかり安心したご様子。寝るときも電気毛布がいらないうえ、タオルケットと夏掛けで間に合うほどの暖かさ。
  また、5月から10月中旬までのお風呂とキッチンの給湯はソーラーだけで間に合うというのですから、ソーラーの威力も見逃せません。「光熱費は前の家とほぼ同じくらいですが、全室暖房になったのでトクですし、生活がとてもしやすくなったことを考えると安いと思います」というのが、家計を預かる房美さんの実感なのだそうです。

靴をはじめ、コートや日常雑貨まで入る特大の収納キャビネットを玄関に設置。左上の木彫りの飾りは房美さんが手づくりしたもの。
2階のホールに大きめの洗面所を設けたのは、将来、息子夫婦と同居することがあればミニキッチンがつくれるようにと考えてのこと。
リフォームしようか悩んだおふたりは「こんなに生活しやすくなって、新築してよかった」と、新居で迎えるお正月を心待ちに。

 
家族構成 =夫(62歳)+妻(60歳)
敷地面積 =250.71平方メートル(75.84坪)
延床面積 =177.89平方メートル(53.81坪)
1階床面積 =110.96平方メートル(33.57坪)
2階床面積 =66.93平方メートル(20.24坪)
構造 =木造在来FBソーラー 工法2階建て
竣工 =1997年2月
設計・施工 =北信商建 tel.026-295-2181