この家は外断熱工法といって、建物の外側を熱にも湿気にも強い断熱材ですっぽり包みこんであり、建築会社が宇宙船にたとえているほど気密性にすぐれています。24時間の換気システムに加え屋根に設けたソーラーパネルが最新設備を取り入れている証。自然の恵 みの太陽熱を、夏は給湯用に、冬は暖房に活用しています。床下に置いた放熱機と壁の通気層が構造上のポイントなのですが、冬場は放熱機の切り替えによって得られる暖かい空気が通気層を伝わって、全室くまなく暖めます。イニシャルコストはこのソーラーシステム本体で150万円。夏はボイラーなしで70度のお湯も得られるとあってとても魅力的です。
  真冬でも素足で歩ける家が欲しかったとおっしゃるご主人の夢は見事に実現。何枚も何枚も書き直しを重ね、正式な図面ができあがるまで1年もかかったという家の完成は、原さん家族にとって、とても感慨深いものがあったようです。

● LOW-Eガラスを使った窓
幅3.6mあまりの大きなボウウィンドウがリビングに。5枚の窓は、太陽光は通 しても部屋の熱は逃がさないLOW-Eガラス入り。
吹き抜けの玄関ホールを中心に、回廊スタイルの造り。LDと左手の寝室側にも高低差があり、室内はどこに立っても見ごたえ十分。
6人がけのテーブルセットがダイニングに。フィンランド製で家具店のディスカウント価格で15万円ほど。左手がキッチン。
● 小屋裏利用のホビールーム
リビング上の小屋裏は、ご夫婦のためのホビールーム。ギターを弾いたり音楽を聴いてくつろぐ。日よけのための引き戸がついたトップライトは他も同じ。
ご夫婦の愛情が感じられる子供部屋。まだ太郎くんが3歳と小さいので、おもちゃ置き場兼プレイルームに。部屋づくりはまだ先。
菅平を一望できるバルコニーつきの寝室は10畳強の広さ。奥のドアから入る納戸に加え吹き抜けに設けた小屋裏は物置として活用。
● キッチン隣にランドリー室を
キッチンと壁をはさんで反対側に設けたユーティリティ。ドラム式の洗濯機でカウンターを有効活用。雨の日の物干しはここで。
約4畳大の厨房スペースに「ヤマハ」製のシステムキッチンをL字型に配置。壁のタイルは「INAX」製。レールフックを用いた収納工夫は感心したところ。
● ブリックタイルを外壁に
1階部分のみブリックタイルでサイディング。重厚感が加わり、2階外壁のレモンイエローともよく合う。ご主人が軽井沢の家並みを見て研究。


屋根のソーラーパネルを使い温められた温水(夏場は約70度)を蓄えるソーラータンクが1 階ガレージ内に。
サーモスイッチで床下の放熱機を切り替えることにより冬は放熱、夏は温水を。
高断熱・高気密の家は、24時間の換気システムが必要。左はそのスイッチ。
1階のお母さまの部屋の畳を上げると床下収納と暖房機がそこに。火を使わないので安心。 放熱機は別の床下に。