冬のオリンピックを控え、交通網の整備が進む長野県。取材に伺ったときは沿道にリンゴやブドウがたわわに実っていました。真冬になると、マイナス12〜13度になることもあるこの地方で、冬暖かい家がどんなに切実な願いであるか、想像に難くはありません。
  原さんの家づくりも、当然そんな思いを念頭に始まりました。特にご主人にとっては生まれ育った家の建て替えであり、お母さまとの同居ということもあって、快適さでも、また間取りにおいても三世代が満足して暮らせる家をつくりたいと胸に期するものがあったようです。

 施工先選びでは、まず市内の5、6社のメーカーにあたってみましたが、どれも規格重視の考え方でおもしろみに欠けていました。
 そんなとき、住宅誌で知ったこの建築会社のモデルハウスに足を運んでみたところ、その断熱性のよさにびっくり。またプランニングでも思いがけない提案を受け、「ここなら」と決断は早かったそうです。


玄関ドアも省エネ住宅にとっては大切な要素。厚さ6cmのこの断熱ドアはゴムパッキンもついて文句ナシ。
車3台分を確保したビルトインガレージ、大きな出窓やソーラーパネルなどご近所でよく目立つ外観。3台の車の色にもご注目。
ご主人の光さんにだっこされた3歳の祥太郎くんと2人目の出産を控えている智恵美さん。壁に取り付けたスピーカーから家じゅうに音楽がやさしく流れる。

 
家族構成 =夫婦+子供1人+母
延床面積 =143.62平方メートル(約43.5坪)
1階床面積 =57.97平方メートル
(約17.6坪 車庫除く)
2階床面積 =85.65平方メートル(約25.9坪)
構造 =木造在来FBソーラー工法
竣工 =1995年11月
設計・施工 =北信商建 tel.026-295-2181