「たいへんいい家をつくってもらいました」と施工会社に感謝している荒井さんご夫婦ですが、実は一度決まりかけたところから、この施工会社に変わったいきさつがありました。
  きっかけは、暮れも押し詰まったある日、新聞に入っていた一枚のチラシでした。「水道の凍結防止帯がいらない暖かい家」という見出しにすっかり目を奪われてしまったのです。 厳冬期ともなればマイナス12度くらいまで気温が下がってしまう長野県では、水道管の凍結防止は必要不可欠。ものは試しと出かけたモデルハウスで、ご夫婦はその暖かさを実感し、このFB工法で建てられた家をと清子さんは決断したのです。
  地下室のFF式ストーブ1台で、壁内の通気層を通じ全室くまなく暖める、この高断熱・高気密の家は、吹き抜けのある広い間取りでも温度ムラがないとあって、清子さんの理想としていた家づくりにはぴったりでした。
当初、建築費が余計にかかるからと、地下室を造ることに難色を示したご主人も、いまでは親しい友人が来るたびに地下室に案内しては自慢そうに説明をしています。

● 天窓は電動で開閉する
天窓(「日本ベルックス」製)は電動で自在に開閉できる。
壁面の玄関用TVモニターの左下がそのスイッチ。
1階の8畳の和室は、床の間つきの本格派。茶室などで見かける網代天井は清子さんの自慢。 広縁の大きな掃き出し窓にもペアガラスが。
● 清子さんの仕事スペース
2階の階段ホールを利用した、清子さんのアトリエ。手洗いボウルは、準備やあとかたづけに便利。天井の格子がしゃれたデザイン。
1階のトイレ。壁面のカウンターと手洗いボウルが一体ですっきり。お孫さん用の“おまる” が置いてあるのがかわいらしい。
浴室には清子さんが選んだピンクの大きな浴槽(「ヤマハ」製・幅120cm)が。暖かい家なので湯ざめしない。
● DとKの間はハッチ式家具で間仕切り
ダイニングとキッチンをハッチ式の家具で間仕切りした。両側から使えるので便利。飾り棚には、清子さんが制作したパンフラワーの数々が並ぶ。
L字型のシステムキッチンは「クリナップ」製。ハッチ式の家具と合わせ、収納量 たっぷりで使いやすい。カウンタートップまでの高さは85cm。
 


熱交換型換気装置を通 じて各部屋に給気されるが、Kではレンジの換気扇の効率を高めるために外壁に換気口を設けて直接給気を
トイレの給気は隣の納戸から。壁面 につけた四角の給気口は音が漏れない仕組み。 気密性が高いので強制換気が必要。熱交換型換気装置で暖めた新鮮な外気はここから。