この家を建てる前は、ごく普通の木造の家に住んでいたという田中さんが、「夏は涼しく、冬はストーブ一台でOK」という家があることを知ったのは今から約5年前でした。最初は半信半疑だった奥さまの浩子さんも、設計者の熱心な説明を聞くうちに心が動かされてこの夢のような家を建てることにしました。入居して夏と冬を1度ずつ経験した結果は、まことに快適。「家の中がいつでもどこへ行っても同じ温度というのは、本当に心地よいものですね」と浩子さん。間取りに関しては、長野市街が一望できる高台に建つメリットを生かして、居住空間を2階へもっていきました。特に夜景を眺められる対面式キッチンは自称家事嫌いの浩子さんにもお気に入りの場所です。

屋根つきの玄関ポーチは雨や雪の日に便利。外壁と同じ色で塗装した玄関扉にはお気に入りのゴールドの取っ手を付けてアクセントに。花の好きな浩子さんは、玄関まわりにも季節の花を絶やさない。
9枚のソーラー集熱パネルで太陽エネルギーをフルに活用している田中さん宅。淡いブルーグレーの外観に広いサンデッキが印象的。
高台の南斜面を利用してつくられたテラスは日当たり、展望とも申し分なし。木のぬ くもりを大切にと考え、防虫防腐剤注入以外は加工処理のない木材を使用。

1) 断熱方式
  基礎はスタイロフォーム使用の外断熱。
外壁と屋根はグラスウール使用の内断熱。
2) 暖房方法
  1階は温水床暖房。2階は温水パネルヒーター。
3) 冷房方法
  エアコン1台
4) 使用窓
  ペアガラスの木製サッシ

 
家族構成 =夫婦+子供2人
延床面積 =123.38平方メートル(約37.4坪)
1階床面積 =71.21平方メートル(約21.6坪)
2階床面積 =52.17平方メートル(約15.5坪)
構造 =木造2×4工法
竣工 =1991年12月
設計・施工 =北信商建 tel.026-295-2181